若手芸人の悩み相談の答え→どんなに言ったって人間は変わらないということ(オードリーANN2014年11月29日①)
2015/03/05
若林:サトミツあれだよな?本番前にやってる年末のネタの打ち合わせだって(春日は)一言もしゃべんないだろ?
春日:うん
若林:ね?
春日:うん
若林:なんなの?あれ
春日:それは何も思い浮かばないからよ
若林:何も思い浮かばないの?
春日:何も思い浮かばないよ
若林:お前ってあれなの?まだ何も思い浮かばないの?
春日:大笑
若林:笑、もうけっこう田中さんの舞台とかも出てさ、一人の仕事とかもいっぱいしてて、自分が何が得意で
春日:大笑
若林:自分が最近仕入れたワードとかあるだろ、お前、まだ何も思いつかないの?
春日:「まだ」よ
若林:それで3年目4年目とかだったらわかるけど
春日:うん
若林:でもね~あれだよな、お前と組んでる甲斐あってか、後輩によく相談されるのよ
春日:なんてよ?
若林:相方についてかな?なんか、オレに、そういうふうに見えるのか
春日:うん
若林:「相方がこうなんですけど、どうやって、厳しく言った方がいいですかね?それともこうした方がいいですかね?」みたいな
春日:うん
若林:「人間はね、ほんと変わんないよ」っつって
春日:うん
若林:「あのね、目の色変えて5年目辺りから急に努力し始めたとかいう奴なんか1人も見たこと無い」っつって
春日:うん
若林:Hi-Hiの岩崎さんも、春日も、1年目から全然努力してないから
春日:笑
若林:で、あいつらのムカつくとこって、努力してない分伸びしろ残ったままテレビ出てるからロケごとに面白くなってくんだよ
春日:大笑
若林:、いつの間にか、ちょっとスゲーんだよ、ムカつくよな!オレたちと違うよな!みたいな、笑
春日:大笑
若林:進む道が違うんだよ、スターの道とか春日とか・・・まあ、ガンちゃんはどっちにも入ってないけど、大笑
春日:ガンちゃん、笑、急なトバッチリもいいとこよ
若林:ガンちゃん、なんにもしない、努力もしねぇし
春日:大笑
若林:突っ込みうまいけどさ
春日:笑
若林:春日とかはスターの街道だから、ちまちま自分の運命を変える作業しなくていいから
春日:うん
若林:「お前も相方のこと、そうやって言ってるけど、君たち売れて番組出始めたら、お前より相方のほうがバコバコ人気出て、見た目とかキャラクターとか愛すべき性格だったりするから
春日:うん
若林:お前がこんなに頑張ってるのにとか思う感じにどうせなるから」
春日:なるほど
若林:今から1日何個ギャグ作れとかショートコント作れとか言ってんだって
春日:うん
若林:全部やめた方がいい、絶対意味ない努力だから、そこ
春日:大笑
若林:本人が何とかしてぇって思ってないんだからっつって
春日:大笑
若林:笑
春日:さすがだね!
若林:大笑
春日:さすが若林さん!そうだね
若林:まあ眼の色変えて努力するようになったって、持って3ヶ月だね、3ヶ月くらい頑張るやつ、たまに現れるんだけど
春日:笑
若林:なんか小さい番組で優勝して、なんかその後3ヶ月位頑張るんだけど、また元に戻る
春日:大笑
若林:人間は絶対変わらない!っつって
春日:大笑
若林:それをどう使って
春日:なるほどね
若林:面白く見せるかだけ考える
春日:うん
若林:で、「エンディングで前に出ないんですよ」
春日:うん
若林:「春日なんて出たことねぇぞ!ライブの時に」っつって
春日:大笑
若林:出ないことを笑いにするしか無いから、絶対変わらないよって言ったら
春日:うん
若林:みんな納得しない顔で帰って行くね
春日:笑
若林:やっぱ若いから、なんとかしたいんだろうね、大笑
春日:そっか~なんとかなるっていう期待もあるからね、相方にね
若林:そうそう
春日:うん
若林:大輔に「こんなふうな話したんだよ、後輩と」って話したら
春日:うん
若林:「若さん、あれかもしれないですね、若さんはガミガミ言って25くらいまで説教ずっとしてて、一切やめた人だから、一回ガミガミ言って無理だと経験しないと出来ないのかもしれないっすね」みたいな
春日:あ~なるほどね
若林:確かに良いこと言うなと思って、そうかもな~と思って
春日:そっか~
若林:うん
春日:なるほど、1回とことん言った後だったら
若林:スタジオとかロケ出始めたら伸びしろ残ってるから、いつの間にかスターみたいになって、割食うのはあれだから、ちまちましてた方だからな、みたいな話ずっとしてて
春日:逆に損しちゃうぞ、みたいな
若林:あんま神経質に考えない方がいいよって
春日:うん
若林:で、出た瞬間、もうコンビとして見られるから
春日:あ~
若林:「お前が頑張ったなんてことは誰も見てないし」
春日:笑
若林:自分で言うほど情けないことは無いし
春日:なるほどね
若林:それはオレも経験者だから、絶対言わないほうがいいし
春日:うん
若林:バレないほうが絶対に良いしっていう話をしてて
春日:うん、あ~
若林:納得してないね、やっぱりえらいもんで
2人:大笑
春日:で、そこに付け加えた方がいいんだろうね、言うだけ言ってダメだろうけども
若林:なるほどね
春日:言うだけ言ってそしたらわかるよ、みたいな
若林:どうしてもそっち側の方の子と話しちゃう、だから
春日:あ~なるほど
若林:うん、で、やっぱバランスいいんだよね、あっけらかんとしてるから、すごくこう、愛すべきキャラクターなんだよ
春日:うん
若林:あっけらかんとしてるから
春日:うん
若林:ガンちゃんもそうじゃん、上田さんもすごく陽気でめっちゃいい人だけど、やっぱガンちゃんの方が
春日:うん
若林:どっち愛したい?って言ったらガンちゃんっていうかね
春日:そうだね
若林:うん
春日:ん~なんかその、安心感というかね
若林:そうそう、で、Hi-Hiを見た時にさ、「あれは実は岩崎さんが結構、間とかテンポ取れてて、岩崎さんの突っ込みが切れるんだよ」って言った方が、なんか見れてるっぽい感じにもなるじゃん、笑
春日:笑、知ってるやつ、みたいな
若林:知ってるふうに見えるから
春日:大笑
若林:「お前、そんなこと今から考えてたら、売れた時大変だよ」って言って
春日:あ~なるほどね
若林:「そんな一挙手一投足、相方に一喜一憂してたら」みたいな話してさ、「そうっすかね」みたいな
春日:うん
若林:だってビックスモールンなんかまさにそうだよね、ゴンちゃんがネタ考えてるけど、どう考えたってチロの方がスター性あるし
春日:あ~そうか、見ちゃうよね
若林:目につくし、かわいいしね
春日:うん
若林:ゴンなんかほんとに、基本的には悪徳商法のやつみたいな性格してるわけだから
春日:笑、なんかその、胡散臭さは漂うよね
若林:大笑
春日:ぱっと2人並んだ時に、かわいらしいちっちゃい男の子と、胡散臭いおじさんっていうさ、大笑、人の印象だからそれはもう
2人:しょうがないんだよ
春日:うん、知らない人が初めて見た時に、そう思うってことだからね