資本主義(オードリーのオールナイトニッポン2012.7.7)
2015/03/06
若林:俺今経済の本とか一から読んでるんだけど、資本主義のさ、漫画になってるやつとか読んでるんだけど
春日:はい
若林:めんどくさい性格になるよ、あの生活してたら
春日:どういうの?
若林:俺今でこそさ、ようするにヒルナンデス仕様の人間にならなきゃいけないからさ、いろいろ勉強してますよ、スイーツ食べ放題があって、そういうのを食べに行くと人って幸せになるんだな~とか、ちょっとしたこじゃれたミシュランの三ツ星の店に行ったら、とかって
春日:はい
若林:本来、お仕事っていうのを全部取ったら未だに、くそくらえ!だと思ってるからね
春日:笑、まあね
若林:笑、本来ね、でもそれしょうがなくない?
春日:う~ん
若林:やっぱりさ、資本主義とかさ経済というもので言うとさ、あんまりこれ誰も言わないけど、誰も言わないことがいかがなものか?と思うんだけど
春日:ええ
若林:正直、順位付けてるって!笑
春日:笑
若林:なんか、グループ分けされてるって!これは
春日:まあね
若林:それをうやむや~にするじゃん
春日:うん
若林:歌とかでもさ、愛が大事とか、教育のものでも友情が~とかお金が全てじゃないとかいうけど、いや、全てじゃないよ?全てじゃないし、友情とかもちろん大切だし、何を大事にして生きていくかって大事だけど
春日:うん
若林:そうはいっても!めんどくさい性格になるよ
春日:笑
若林:俺、だってね、ほんとね、金持ってるってだけでもいけすかないから
春日:笑
若林:いけすかなかったからね
春日:そうね
若林:そんなやつが3万の部屋住んでて「ボケなす!ボケこら!」と思って漫才やってんだから、そりゃめんどくさい性格になるよ
春日:そうだな
若林:25歳くらいだったかな、地元の友達の誕生会に呼ばれて「俺、金無いからいいよ」「いいよ、金出すから飲み放題だから」って言われて行ったの
春日:うん
若林:俺のさ、たもつだけどさ、たもつの誕生日でさ
春日:うん
若林:当時、大学のサークルだった女の子が「おめでと~」とかってやってんのよ、俺は金持ってないからさ、きったね~シャツ着てさ
春日:うん
若林:エスプレッソマシーン渡してたのよ「これ、みんなで出して、みんなから~」みたいな、ちょっとした居酒屋で出してるの見て、高校の時は友達だったけど「ボケなす!ボケ~!」と思って
春日:大笑
若林:何がエスプレッソマシーンじゃ!
春日:笑
若林:風呂なしに住んでるコンプレックスとか凝り固まってるから
春日:うん
若林:で、「はいこれ」って今度さ同じ大学の友達がプレゼント、ぱかって開けたらさラジコンのヘリコプターだったの
春日:くぅ~
若林:笑、個室の中で飛ばしたりして
春日:くぅ~
若林:「ボケ!こら!」
春日:笑
若林:そんなやつが、そんな2万3万の給料だったやつが、急にある年のM-1の次の年の8月に急に40万もらうっていうんだから、笑
春日:うん、おかしくなるわな
若林:それはなかなかだよね
春日:うん
若林:俺もし子供が出来たら、そうやって教えようと思う、なんで勉強しなきゃいけないの?お金が全てなの?って俺のガキだから、そんなこと聞いてくるだろうから、俺は言うよ
春日:うん
若林:「お前、マジで勉強しないとインフルエンザになっても病院に行けないからな」って
春日:笑、あ~まあそうか
若林:その一発で済むと思う
春日:どういうこと?ってなってね、これがこうで・・そうだな
若林:うん、なるよ、俺は未だに、あんまりこれ大げさに言っちゃいけないけど、すげ~一生懸命頑張ってる、「こういうものが幸せなんだ」
春日:うん
若林:ものすごい好きじゃん、女の人もそうだし男の人もそうだけどパエリアのおいしい店とかすげ~好きじゃん、テーマパークとか
春日:まあね
若林:俺はたまに次の日休みもらった日の夜だけ全部解放するというのをやってるんですよ
春日:全部を解放?
若林:頑張ってるよ俺は、いろんなレジャーとか旅行とか洋服とかブランド物の時計とかも分からなきゃいけないってことですごい勉強してる
春日:うん
若林:時計なんかマジでくそくらえ!だと思ってるから
春日:笑
若林:ブランド物の時計なんてほんとに地面に置いてありったけの痰を吐いていいもんだと未だに思ってるから
春日:笑、あ~なるほどね
若林:ゴルフやるやつなんて、くそヤローだと思ってる
春日:アパー!!!
若林:笑、ほんとはね!
春日:はいはい
若林:でも、そんなマインドを持ってたら仕事ができないってことも俺は学んで、トラのぬいぐるみの件で超スベったりしていろいろ学んで頑張ってる
春日:うん
若林:「時計の仕組み、不思議」って本も買って、どこの時計がすごいかとか勉強もしましたよ
春日:うん
若林:でも、次の日休みの時だけ解放してんの俺、部屋にガンガン変拍子の座禅ボーイズの曲流して、古谷実さんのダークなやつを読みながら、時計の悪口を言う
春日:笑
若林:くそくらえだ!ほんとに
春日:笑
若林:次の日休みの時だけガス抜きをしてるんです
春日:バランス取れてるんだったらね、まあいいんでしょうね
若林:ただ、明けて仕事した時に変な顔になってるよね
春日:反動でね
若林:うん、あれはだからコンプレックス持つっていうか劣等感を持つっていうかさ
春日:うん
若林:女の子自体もまあ話聞いてくれるね、春日さんもそう思わない?
春日:あ~
若林:それは思うでしょ?
春日:それは思いますよ
若林:要するにさモテたかったらさ、こういう言い方もできるよね、モテたかったらいい大学入っていい会社入ってお金持ちなさい
春日:まあそうだね
若林:月5万で26歳だと思ってみ?って、我々経験してるから
春日:うん
若林:ゴミを見るような目で見るよな、女が
春日:そうだね
若林:大笑、これさ、私が言うならさ「また若林のいつもの」と思うでしょ?春日さんが言うんですよ
春日:ほんとにね
若林:生まれながらに、ず~っと幸福感を感じれるという、ある意味私から見ると完璧な、私が目指すところでもあるんですけれど
春日:うん
若林:この春日さんが「ゴミのような目で見てくる」って言うんだから、これリアルだよな
春日:ほんとに、リアルリアル!昔なんて飲み会に言ったら私なんて会って5分で「お前」って言われてたからね
若林:大笑
春日:「お前さ~カシスオレンジ頼んでくんない?」とかさ
若林:大笑
春日:今じゃ「春日~トゥースやって~!」とかだから
若林:うん
春日:何をそんなに変わるものか?と
若林:うん
春日:だからもう、そのへんで言ったらもうそういうもんなんだろうな~と
若林:うん
春日:絶望してますよね