天才ゆえの人と事故っても連絡せずJAFから来てもらう人(オードリーのオールナイトニッポン2012.8.25)
2015/03/06
若林:山ちゃんのラジオを毎週聴いてて、たりないふたりの話をしてるんだけど
春日:へ~
若林:初日さ、春日さん見に来てくれてたけど、初日のさ、あの後に4人で俺と山ちゃんとサトミツと安島さんで反省会しようということになったのよ
春日:なるほど
若林:初日の悪かったところを二日目にどう持っていくかと
春日:うん
若林:で、いつも4人で行くカフェがあって、そこに行こうかってなって、俺車だったから、車で4人で乗っていきましょうか、みたいな
春日:乗れるもんね
若林:そう、ん~ちょっと、俺サトミツ、山ちゃん安島組に分かれるみたいな感じをすごい空気に出してくる
春日:ほう
若林:なんだろうな~と思って
春日:うん
若林:実際着いて、なんかあのね、山ちゃんがね、あしたのジョーの最後みたいに灰になってる、10年付き合ってきた彼女に振られたみたいな表情で、俺は疲れてんのかな~と思ったのよ
春日:あ~うん
若林:スッキリもあるし、早めに終わらなきゃなと思って、飯食いながら和気あいあいと話す感じかなと思ってたもんで俺
春日:うん
若林:でもなんかちょっと頼んでる感じじゃないのよ山ちゃんが、安島さんだけがジャンバラヤかなんか頼んでて
春日:うん
若林:山ちゃん超元気なくて
春日:ほう、なんだろう
若林:疲れてんのかな~と思ってたのずっと俺
春日:うん
若林:ラジオ聴いたら初日で俺に笑いの量で完敗してたみたいなことを話してて、笑
春日:え~!?
若林:それで自分的にすごく耐えられなくて茫然自失になっちゃってたんだって
春日:あ~そう
若林:全然そんな風に見えなかったでしょ?ライブ
春日:全然そんなことないよ
若林:で、俺は毎回山ちゃんには逆立ちしても勝てないって最初のライブから思ってて、実際もうやっぱり、天才なのよ
春日:うん
若林:「これのこの返しってどうします?」っていう話になったらドゥワ~!って出すから
春日:へ~
若林:それももうハマるし、全部任しちゃってるの山ちゃんに、企画の趣旨説明とかを、笑い取りながら説明したりする、あの人得意じゃん
春日:あ~やってた
若林:もう任しちゃって、俺その時間ぼ~っとしてたりするのよ
春日:笑、やることないからね
若林:やることないっていうか、お客さんに入るし
春日:はい
若林:耳ってさ、不思議でさ、お笑い芸人さんのさ、全然ウケてねぇのにさ、ネタさ、楽屋帰ってきてさ「いや~ウケたわ~!」って言う人いるじゃん
春日:いるね
若林:笑
春日:あの~「ウケてねぇだろ!」っていうボケじゃなくてね
若林:そうそう!
春日:笑
若林:耳の音量でこれくらいでウケた、この笑い声でウケてないって判断するツマミがみんな違うじゃない
春日:うん
若林:その山ちゃんのツマミが高すぎるんだよね
春日:そうだね、その話聴く限り、全然ウケてたもんね
若林:全然面白かったでしょ?
春日:面白かったよ
若林:俺は毎回負けてると思ってるのよ、それはもうしょうがないと思ってるから
春日:うん
若林:で、めっちゃへこんでて「若林君に10-0で負けてる」みたいなことをラジオでしゃべってて
春日:へ~
若林:ツマミがおかしいから、たまに俺と安島さんがすごい笑うことがあるんだけど
春日:うん
若林:山ちゃんが言ったことで全然ウケてるのに「お客さんポカーンですけど」って言う時があって
春日:笑
若林:お客さんも面白くて笑ってるのに「え!?面白いんだけど」みたいになる時がある
春日:笑
若林:ツマミが爆笑にしかあってないから
春日:は~、あ~そう
若林:だから天才ゆえのやつなんだろうね、あれ
春日:大変だね、じゃあね
若林:接しててさ、確かにさ、あんなにさセンスのあるワードで拾える人いなくない?
春日:いない
若林:いないよな、で、イヤなんだろうな、それを言われるのな
春日:笑
若林:山ちゃんのファンがすごいのってファンも天才と知りつつそうやって言うのは山ちゃんにとってマイナスになるっていうのを知ってるから言わなかったりする、すごい有能集団みたいになってるんだよね
春日:大笑
若林:やっぱりストイック、ウケる人の特性だろうな、どっかで「まあいいや」と思っちゃうとこあんじゃん
春日:基準が上がってっちゃうんだな、どんどん
若林:すごいな
春日:で、二日目は?
若林:二日目、あいかわらずあの~、あの人がね「今日はやんなきゃ!」っていう精神状態よ、朝スッキリやって・・・ってほんとはそのまま言っちゃいけないんだけど、スッキリの見守りやって
春日:うん
若林:ラジオやって、現場来て打ち上げで話した話だけど、焦ってたんだって「あれがああだな、あれがああでこうだな」で、時間があと何分しかないみたいな時に
春日:うん
若林:俺が楽屋で机に足を上げながら教育論を語ってたんだって、笑
春日:どういう心境なんだそれ、おいおいおい~え~!?世紀末が止めなきゃだめだろ、そんなの
若林:っていうかその話を世紀末としてたからね教育論の
春日:なにやってんだよ!
若林:こういう、自然に出来る子と出来ない子がいて、みたいな話を俺がしてんのよ
春日:なんでそんな流れになったのよライブ前に、笑
若林:それに山ちゃん超ムカついてたらしくて
春日:笑
若林:「あいついつ緊張するんだよ!オラ~」と思ってたらしくて
春日:笑、なるほどね
若林:そう、それを打ち上げで話してゲラゲラ笑ってたんだけど
春日:でもまあ、だったら初日よりも二日目のほうがウケたってことですか?
若林:いや、俺は初日も二日目も山ちゃんすごかったと思うんだけど
春日:あ~、初日でも相当ウケてたからね、それ以上ってことはよっぽどだよ
若林:でも、打ち上げで春日が見に来たって話をみんなで笑いながらしてた時にボソって言ってたね
春日:なんて?
若林:いや、ん~、酔っ払ったから言ったんだけど「正直うらやましい部分もあるよ
春日:笑
若林:しずちゃん見に来て欲しいもんね~」って
二人:大笑
春日:山里さん酔ってるね
若林:ね?
春日:笑
若林:いや、なんかさ、もう2歳3歳若かったらさ、「見に来てんじゃね~よ」とか「お前に見られんのがヤダ」っていうやり合いもあんだけど、もう年じゃん
春日:はいはい
若林:だからさ、なんか「よく来てくれたね」って方が面白くなっちゃってんじゃん
春日:逆にね
若林:年だから
春日:うん
若林:山ちゃんは男女ってのもあるけど、しずちゃんもね、ぜひ見に行ってあげてもっていう話もあるよな
春日:まあそうね、スケジュールとかもあるんでしょうな
若林:もちろん仕事入ってたんでしょうけど
春日:うん
若林:ぽそっと言ってましたよ
春日:なるほどね
若林:でも反省してたね打ち上げでも、悪いとこしか話さないもん打ち上げで「あそこがウケてた」とかあんまり言わないもん
春日:あそう、へ~
若林:うん
春日:大変だね、じゃあ1回1回ね
若林:うん
春日:そんなの
若林:うん
春日:ウケたってとこしか話さないけどね、私なんかは
若林:まあね、だからそれも行き過ぎちゃうとお前みたいなやつになっちゃうからあれなんだけども
春日:大笑、難しい、バランスだな
若林:今、春日ほどスタジオでスベってる人いないよな
春日:大笑、一位?
若林:俺一番スベってると思うよ春日が
春日:あそう?そんな自覚は無いんだけどね
若林:編集されるからさあれだけど、小島君とかさ、同じラインの人いるじゃない、ああいう芸風が
春日:はいはい
若林:春日が一番スベってるね
春日:あ~そう
若林:俺はフェアに見てる
春日:なるほど、助かってるよな
若林:逆に、俺はすごいと思ってる
春日:笑、いろいろ助けられてる、編集とかでね
若林:なんかザキヤマさんが日曜芸人のロケバスの中で話してて面白かったんだけど
春日:うん
若林:「春日君だけがああいう芸風でしないことがある」って言ってて
春日:ほうほう
若林:「なんですか?」って言ったら、事故った後、「あれ?俺、これ~・・俺のせいですかね?」とか
春日:うん
若林:「すいません、自分で言ってて意味分かんなくなっちゃいました」とか自分で自分の事故を回収しないって
春日:笑
若林:バーンって事故ったまま車から出てきて仁王立ちしてるって
春日:大笑
若林:「そうするとこっちが出動しなきゃいけないじゃん」って言ってて、「みんな待ちみたいな感じじゃん」って
春日:笑
若林:「あの子だけだよね~」っていう、笑
春日:確かにそうだな~
若林:警察にもJAFにも電話しないで発炎筒も炊かないで事故ったら仁王立ちしてるだけだから
春日:笑、確かに、ザキヤマさんに出動してもらってること多いね
若林:全然エアーバック出てんのにさ~
春日:笑
若林:JAFから来るからね「ど、どうしました?」
二人:大笑
春日:そうね~連絡しないとダメだな