ヒエラルキー(オードリーのオールナイトニッポン2012.9.22)
2015/03/06
若林:なんてクズなんだって、やっぱクズなんだな~って最近すごく思ったことがあって
春日:うん
若林:アメトーークのスペシャルで女の子苦手芸人のパート2ってのがあるんですよ
春日:はい
若林:その収録に行ってきて、女の子苦手についてのトークになるから女の子についてちょっと考えてみたんだけど
春日:うん
若林:俺ガールズバーとかだったらお金払ってるから理由があるからしゃべれるのよ
春日:うん
若林:で、街頭インタビューとかも仕事だっていうのがあるから
春日:うん
若林:過激度があるけど、例えばコレアリで加藤ローサさんを後ろから抱かなきゃいけないっていったら苦手部分が出ちゃうけど
春日:うん
若林:余裕では出来ないじゃない
春日:うん
若林:で、すごいブスの年増の女に、女の子苦手芸人の1回目が終わった時に「女の子の目、見れないんだよね~?」って目を覗き込まれたの
春日:笑、どこでよ?そんな場面があった?
若林:うん、「いやお前は大丈夫だよ」って
春日:笑
若林:ごめんなさい、クズですよ
春日:まあ完全にクズのね
若林:この間のアメトーークで、この話をしなかったのよ
春日:ほう、なぜに?
若林:なんか、うまくいかないだろうな~と思ったから
春日:話したところで?
若林:うん、これと全くニュアンスが・・俺は覗き込まれたんだけど「女の子の目、見れないんだってぇ~?」このくらいの至近距離で、鼻の先くらい
春日:笑、それはちょっと腹立つね
若林:全然見れますけどって
春日:うん
若林:それで、同じようなニュアンスのことをしゃべった方がいるので、良し悪しになっちゃう話ですけど、まあ俺の経験でそれがある
春日:うん
若林:で、それをこないだある番組のロケバスでそんな話をしてたんですよ「分かる」っていう人もいれば、「若林君クズだね」って話になって
春日:うん
若林:俺ってさ、女の子苦手・・だから自分より上下で見てんだろうな、結局
春日:あ~
若林:だってすごい美人、タイプだったら緊張してしゃべれないでしょ?
春日:しゃべれない!
若林:誰とかだったら緊張してしゃべれなくなる?
春日:誰?
若林:うん
春日:具体的に?
若林:うん、どういう感じの人?
春日:どういう感じ?う~ん・・・でもやっぱあれですよね~、女優さんだとか、モデルさんだとかじゃない?
若林:まあいいや、でさ、なんかあのこんなこと
春日:私は何を失敗したんだ?ん?
若林:笑
春日:それを教えて欲しいよ
若林:遅い、ちょっと
春日:笑
若林:いや、俺これから元も子もないこと言うし、すごく人道的に間違ったことを言ってしまうんだけど
春日:うん
若林:俺らって男子校女子校が別学だったじゃない
春日:うん
若林:これ結構すごくヒエラルキーが見えやすいシステムだったと思うのよ
春日:ヒエラルキーって何?
若林:大笑、意外なこと知らなかったりするんだね、頭良いのに
春日:笑、何?
若林:あの~人間の階級と言うかさ、ランクみたいなさ
春日:あ~なるほど
若林:なんつーの?そういうの、ヒエラルキーってね?そんなことでいいですよね?
春日:階層?あ~はいはい
若林:でさ、女子部が200人くらいいてさ、男子部も200人くらいいてさ、女子部の、こういう言い方ないだろうけどトップ10ぐらいの女の子いるじゃん
春日:うん
若林:で、男子部のトップ10・・トップって言い方しちゃいますよ?イケてる10人10人が
春日:目立つっていうね
若林:で、こことここが超仲良いじゃん
春日:うん、同じステージの人間ですよ
若林:ここから先すごく良くないこと言うけど
春日:うん
若林:演劇部のブサイクな女と演劇部のブサイクな男が付き合ってるじゃないですか、笑
春日:うん
若林:ねえ?
春日:うん
若林:そういうことがあるじゃない
春日:笑、ま~あるよね
若林:笑
春日:そりゃだってそうじゃない
若林:うん
春日:なかなか、ね?価値観とかいろいろが違ってきたりするからでしょうけどね
若林:うん、俺がクズで女性というものを5段階くらいに分けて見てるんだろうね
春日:うん
若林:それで自分より上の人に対してはしゃべれなくなっちゃうっていうことだから
春日:うん
若林:覗き込んできたやつは「お前は大丈夫だよ!」って思っちゃうんですよ
春日:下だ!って思うわけね、笑
若林:大笑、いや「下だ!」じゃなくて「同じグループじゃん」って
春日:なるほど
若林:それがたぶんほんとにすごく劣等感の塊で下だから、とてもじゃないけどって思っちゃうんだよね
春日:そのへんがその~・・・
若林:だから・・ちょうだいよ
春日:笑
若林:これは結構俺、春日さんの話を欲しいとこあって
春日:うん、だからスカウターがあるみたいなことでしょ?
若林:それは?春日さんも、あるの?
春日:全然あるよ
若林:大笑
春日:全然しゃべれなくなるよ、そんなの
若林:笑
春日:そのスカウターの精度がいいってことでしょ?若林さんは
若林:うん、「その話からするとだよ?」って先輩が言ってて
春日:うん
若林:要するに、すごく美人とすごく何かで成功したりイケメンだったりスポーツが出来たり何かわかんないけどお金持ってたりっていうやつらが付き合ってんだよ上の方で
春日:うん
若林:ということをどっかで認めないと、一番若林君にとって良い子って美人のサセ子ってことになるからねって、笑
春日:笑、あ~
若林:「って思わない?」って話になって、なんで25の売れない自分にあの子がサセてくれてたんだ?って子が何人かいない?って
春日:うん
若林:良い子だな~!!って話しになったんだよね~
春日:確かにそうだよね
若林:大笑、確かにそうだね、が力入りすぎだよお前っ!
春日:マザーテレサだよね完全に、ね?
若林:そうだよ
春日:確かにそうだよね、なんなんだろう、慈悲深いのかね?
若林:慈悲深いんだろうな~
春日:うん
若林:年くってくるとさ、人間の枠っていうか、形っていうのがあって
春日:うん
若林:若いうちは間違えるんじゃん、それを
春日:うん
若林:社長になる器じゃないやつが社長になっちゃったら不幸になるんだよね
春日:うん、追いついていかなくなったりします
若林:そうそう社長になりたいなりたいって
春日:うん
若林:で、普通に会社入って平社員で働く程度の奴が、スティーブジョブズの自伝読んじゃって「起業します」なんつって23歳で起業したらえらいことになるわけじゃない
春日:笑、まあそうだね
若林:それがわからないのが若い頃なわけでじゃない
春日:うん
若林:段々自分の位置とか形とかが分かってくるから、春日さんはやっぱりネタ書かない方がいいんだよな~
春日:笑、あ~
若林:若い時期すごい言ってたじゃない、毎日1個くらいずつ一発ギャグ考えろ!とかネタ1回も書いてきたことないじゃないか原稿に、お前から持ってきたことないじゃないか!やる気あるのか!?っていうケンカをよくしてたじゃない、若い頃は
春日:うん
若林:書かない方がいいんだよな、書くやつじゃないからさ
春日:うん、そういう形じゃないってことなんでしょうな
若林:うん
春日:なるほどな
若林:そう、だからなんでサセてくれてたのかな~あの子がって思って、今からお礼言いに行きたいな~と思って、ちょっとラジオ通して、ちょっといいですかね?
春日:言った方がいいと思うよ
若林:・・え~っとですね、え~、高島屋の・・・あ、高島屋のって言ってもうた、大笑
春日:おい、何やってんだよ~
若林:大笑
春日:何店なんだよ!?え?新宿か?立川か?どこだ?ん!?
若林:笑、ちょっとこの先もう言えない
春日:笑