ゲストオードリー②春日に夢を持っている少年(バカリズムANNGOLD2013年10月21日)
2015/03/06
(つづき)
升野:極端な話、漫才を二人でやってるじゃないですか、その時も春日さんは別に笑わせようと思って言ってるわけじゃなくて
若林:笑
升野:M-1の時も、レッドカーペットの時も、いろんなところで漫才やるときも、常に、もちろんコントロールをしている若林さんは笑いを取るためにつっこんでますよ?
若林:はい
升野:でも春日さんはどの現場でも常に春日でいるだけなんですよ
若林:笑
升野:存在するっていうことが、あの人の仕事なんですよ
若林:なるほど、俺もほんとに子供を前にしてしゃべってるみたいで多くを語れないですわ
升野:大笑
若林:確かに升野さんの春日の評価は意外と高いんですよね~
升野:高いですよ!
若林:低そうじゃないですか、升野さんとかさっきオープニング聞いてても
升野:ええ
若林:俺は狩野くんとか春日って同じリング、同じ団体だと思ってたんですよ
升野:大笑
若林:もちろんあのトーク聞いて、狩野くんの評価は低いじゃないですか、笑
升野:大笑
若林:春日もそこかな?と思いきや、なんですよ
升野:いやいや!春日さんは別なんですよ!
若林:マジで言ってますもんね?ロケバスの中とかでも
升野:マジで言ってます!笑
若林:笑、「他のね?芸人と比べてもね、春日さんは別次元なんですよ」って言ってるから
升野:あの人は笑わそうなんて思っていません、なんだったら爆笑してる客を見て「何笑ってんの!?」
若林:笑
升野:「これが春日ですけど?」っていうね
若林:なるほど、あいつ今移動車の中で聞いて、どんな心境なんだろうな~
升野:笑
(CMへ
CM明け)
升野:メールが来ています、ラジオネームめがね玉手箱
『若林さん、バカリズムさん、こんばんは。僕も春日に夢を持っている少年の一人です。あの春日がオールナイトニッポンGOLDにやってくるなんて夢みたいです!あの春日が遅れてきてリスナーを焦らせた分、第一声でどんな面白いことを言ってくれるかわくわくが止まりません。』
若林:笑
升野:もう一通来ています、石川県ラジオネームたいいくくさい
『春日さんはまだですか?こんなにCMが長いと思ったのは初めてです。早く全人類の憧れである春日さんの声が聴きたいです!』
若林:笑
升野:若林さん!
若林:はい
升野:どうですか?これ、あなたが思っている以上に春日は春日なんです!
若林:いや
升野:国民にとって、春日なんです!
若林:いや、でも
升野:笑
若林:少年が、自分の事少年って言いますかね?
升野:笑、それは信じてあげましょうよ~
若林:あ~そうか~
升野:「春日さんに
2人:夢を持ってる少年」
若林:タイトルが
升野:件名が
2人:笑
升野:ね?今ほら楽屋をね、けっこうしゃべったりとかね
若林:そうですね
升野:そういうところを暴露してなんぼみたいな世界ですけど、違うんです、春日さんはそんなとこにいないんです
若林:確かにテレビの流れがそうだからって簡単にそんなことに乗っかっちゃいけないのかもしれないですね
升野:乗っかっちゃいけないんです
若林:本来じゃないですから
升野:本来じゃない
2人:大笑
升野:だから春日さんはね、ゆっくり待ちましょうよ
若林:もう来てんの?・・・そろそろ到着すんのか、笑
升野:まあどこで呼ぶのかっていうのもありますけどもね、笑
若林:そうっすね、笑
升野:まあ、若林さんとはですね
若林:はい
升野:どれくらい?最初に会ったのどれくらいですかね?
若林:ガッツリしゃべるようになったのは日曜芸人ですよね
升野:そうなんですよ、俺はその前にアメトーークだとか
若林:はいはい
升野:アメトーーク3つくらい枠、一緒だったでしょ?
若林:そうですね
升野:女の子苦手芸人、あ、人見知り芸人が最初だ
若林:そうだ
升野:男子校芸人っていました?
若林:いました
升野:ですよね?なんか同じくくりに割となるじゃないですか
若林:ええ
升野:あの辺のトークで若林さんは同じ部類の人間、こっち側だっていうのがあったんですよ
若林:はいはい
升野:だからそのあとに、松本さんの○○な話で一緒になった時に
若林:あったあった
升野:若林さんはいつも通り楽屋の隅っこの方で飲料水のラベルをお読みになってらっしゃったから、あ!と思って
若林:笑
升野:僕も同じ気持ちですから、話しかけたんですよ
若林:はい
升野:全然なんかしゃべってくんなかったんですね
若林:あ!そうなんすか
升野:「あ~はい」みたいな感じで
若林:うわ~!
升野:僕も!あっち側にされちゃったんですよ
若林:笑
升野:そこで、あ!と思って、そんななんだ~と思って
若林:あ~そうでしたか~
升野:で、日曜芸人が始まって、ある程度話すようになって、プライベートでもお茶に行ったりとか
若林:はい、一回山梨の
升野:笑
若林:温泉に行こうっていって野田くんと渡辺羅王さんと
升野:はい、行きましたね
若林:小型の車に
升野:笑
若林:ギチギチになって、ギチギチで、あれそれで俺と升野さんしか4時間くらいのドライブでしゃべんなかったですね
升野:2人でうわ~ってしゃべってて、結局その温泉あいてなかったんですよね
若林:そうそう、山梨まで深夜2時間かけて行って温泉しまってて
升野:ね?
若林:引き返してきたんですよね
升野:ね?そうですよ、あの時に一番ガッツリしゃべったでしょ?
若林:そうですね
升野:で、僕は日曜芸人も始まっていろいろ話してく中で
若林:はい
升野:もうなんだったら兄弟くらいの感覚?
若林:はいはい
升野:同じ血が流れてるくらいの感覚だったんですよ、同じ人間だと、同じジャンルの人間だと思ったんですね
若林:はい
升野:ものすごくシンパシーを感じてたんですよ
若林:はい
升野:ね?だから若林さんはたぶん、こういう場面ではたぶんこうするだろう、ああいうものに対してはああ思うだろう
若林:笑
升野:とかいう僕の中の若林象が出来てたんですけど
若林:はい
升野:先日の日曜芸人の
若林:笑
升野:え~号泣事件
若林:笑
升野:その回を見てない方もいると思うからざっくり説明すると、バラエティーなのにクイズで失敗して、芸ではなくネタではなくガチでくやしくて泣いちゃった事件があったんです
若林:はい
升野:そこからもう番組の後半ずっと泣いてた、ただ泣いてた
若林:ただ泣いてた、はい
升野:泣いてあやまってた、よくオンエアーしたなっていうことなんですけども、それで、それがものすごく衝撃だったんです
若林:はい
升野:あの場は笑ってなんとかやってたけども、若林象の中ではあんなところで泣く若林さんじゃないんですよ
若林:はいはい
升野:もう完全に壊れちゃったっていうか
若林:あ~、僕もビックリしてるんですけど
升野:そこは自分の中では整理ついてるんですか?
若林:あんまり、大ごとだと思ってないところがあって、だからあと、やっぱりあれですよね?升野さんの評価が俺高すぎるんで低くしてほしいんです
升野:うん
若林:狩野くんまでとは言わないですけど
升野:あ、僕の中の若林象
(つづく)